(2018/06/28修正)
「3.本体とボタン」から解答者用ボタンの部分をこちらへ統合しました。

(2019/01/18)
別項にてLEDとリフレクタについて考察を追記しました。

品名単価個数金額
備考
押しボタンスイッチ(解答者用)7010
700 解答者用のボタンは大きさや固さなど作成者毎に拘りはあるでしょうが、数が必要なモノなのでとにかく安いモノを探した結果が←です。
(普通に「1個で700円」としますし…)

他のものを探す場合、早押しボタンの用途なら「モーメンタリ」(押している間だけOn)タイプであることが必須になります。
間違えて「オルタネイト」(一度押したら、次に押すまでOnのまま)タイプを買わないように注意してください。

なお、解答者用だけなら8つで充分ですが、リセット用兼予備端子として余分に作っておくことを想定しています。
(LEDも大抵は1袋10個だったりするので)
 ※余談ですが、「オルタネイト」の説明を聞いて、「だったら電源スイッチもこれにすればいいんじゃないの?」と思った方、その通りです。これだとスライドスイッチのような「長方形に穴を空ける」という手順ではなく、「穴を空けて広げる」という他と同様の作業になります。
ただ、今回は「今、OnなのかOffなのか見た目が判りづらい」という点を嫌ってトグルスイッチの方を選択しています。
 ※正誤判定用ボタンは別に考えます
(3or4)ボタンケース☆1003
300 解答者が持つボタンケースも100円ショップの台所用品あたりで3つまたは4つ100円のもので済ませてしまおうと考えます。
(あのプラスチックケース、小さいモノで200~400円しますから、8つ買ったらそれだけで1600~3200円、16個なら…)

なお、強度の関係から、蓋ではなく、ひっくり返して底の部分にボタンやLEDを取り付けることを想定しています。

また、あまり小さいのを選ぶと「深さが足りずにボタンが入りきらない」「3.5mmミニジャックを付ける幅が無い」といったことになりかねないので注意を。

ちなみに筆者が今回試してみたのは下の写真の容器です。
DSC_0273
左:ダイソーの食品用容器コーナーで売っていた
  『シール容器 150ml』 4個100円
  (固いので、穴開け時に割れないように注意)
右:セリアの食品用容器コーナーで売っていた
  『しっかりパック(タイプR)』 4個100円
  (上で紹介したボタンはギリギリ入りますが、より大きなものを付ける場合は深さが足りるかを注意)
3.5mmステレオミニケーブル(3m)1808
1440 早押し機本体とボタン端子を繋ぐケーブルです。
  • 8端子分です。
  • ステレオケーブル1本で済むのは、音楽を聞くときに例えると、左でボタン、右でLEDの回路を使うとイメージしてください(厳密には色々異なりますが)
  • 「ミニ」と書いてますが、3.5mmのミニというのはおそらく家庭用では最も一般的な大きさのケーブルです(ゲーム機やスマホのイヤホン端子の大きさ)
  • 1mなら100円ショップにも置いてあるので、会議室で机を囲んでやるような例会なら8人分のうち4人分は1mで足りるかもしれません。
    (なんなら延長ケーブル(1m、店によっては2m)も100円ショップで売ってますしね)
  • (2018/12/15追記) 誤って延長ケーブルへのリンク、および金額計算になっていました。申し訳ありません。両端がオスーオスの3mで計算し直しています。
3.5mmミニステレオジャック(パネル取り付け型)7010700 ケーブルを挿す、本体からボタン端子への繋ぎ口です。
(8端子+予備ボタン2個分)

「3.本体」のところで紹介した物と同じになります。
(5)定電流LED 5mm
120
2
240
ボタン端子に繋ぐLEDは別に付属のLED(3mm赤)でもいいのですが、もう少し大きなもの(5mm)を使おうとするなら別に購入することになります。

(2018/12/21追記:視野角というか、横(=出題者や他の解答者)からの視認性という意味では元から付属のモノの方が後述の拡散キャップ無しでもかなり見えますし、後述する抵抗の計算をしなくても同じ1kΩのものを買えば済みますので、ホールで開催するとかを考えなければこれで充分かもしれません)

また、LEDには適切な電流が流れるよう、回路に抵抗を挟んで調整する必要があるのですが、LEDをボタン端子とステレオケーブルで共有して繋ごうとした場合、基板に付けてある抵抗を使わない流れが繋がってしまいます。こうなるとLED側に過大な負荷が掛かり(異常に明るく光るとか)、そのうちLEDが壊れるならまだマシですが、本体基板の方が壊れると元も子もなくなります。

というわけで、ボタン端末の方にこのような抵抗を挟む必要が出てくるのですが、であれば「抵抗を繋ぐ必要が無いLED」という便利なモノ(←の「定電流LED」というのがそれです)を繋げば楽にいくかな、というわけです。

※また、買ってきたLEDと電流電圧を見て、適切な値を計算しそれに合った抵抗を探す…という手間も無くなりますし。
なお、上記の抵抗へのリンクは本体基板に付いているLED用の抵抗(設計図のR1を8端子共通で使用)と同じ1kΩのものです。
(つまり、付属の3mm赤のLEDを使うなら、1KΩの抵抗をボタン端子の中でLEDとステレオ端子の間に繋ぐ必要があります)

※(2018/11/24追記)
テスターで計ると、HA-808のLED部分の電圧は5V、電流は3.2mAでした。
ということは←の製品シリーズの電圧は5.5~20Vなので、逆に足りないということになってしまう?
(また、データシートを見ると、赤・橙・黄が5~20V、他の色が5.5~20Vになっています)
とりあえず今のところは問題なく動作はしていますが…


※ちなみに筆者は定電流LEDの存在を知る前に普通の5mmLEDを買ってしまったので、↓のように抵抗を繋いで、それをビニルテープで止めるという格好悪いことになっています…。
(中が見えなきゃ別にいいんですけどねぇ)
DSC_0307

※なお、←の商品には色違いがありますが、赤を基本として緑か青ぐらいまでにしておいた方がいいような気もします。黄はまだいいとして、白やウォームホワイト(電球色?)は(電気を点けた部室や会議室では)見えにくいのではないかなぁ、と。

※ついでに、LEDとボタンの色とを合わせようとした場合、↑で紹介した押しボタンには青が無いので注意しましょう。
選択肢①
(50)LED拡散キャップ(5mm)
2001200 LEDの光は直進しますので、逆に言うと「横からは点灯しているか判りにくい」という特徴があります。早押し機に当てはめると、他の解答者や出題者が「誰が押したのか」を把握しにくい…ということになります。
(ついでに、真正面から見ると解答者も目が痛くなる可能性も)
DSC_0309
そこでこのキャップをかぶせてやることで光を拡散させることで、横からの視認性を高めよう、というわけです。
DSC_0312
必須ではありませんが、多分あった方が「押したの誰?」という確認の手間は省けると思います。

なお、かぶせるキャップはLEDが何色でも白にしておいて問題ないと思います(上記の写真もキャップは白です)。付いてないときは白、押したときは色付き、となった方が判りやすいですし。

また、1個30円のものを8つ買うより、←の50個パックの方が安いので(国内産か中国産かの違いが原因のようです)、国内産にこだわらないようでしたらこちらでもいいかと思います。
また、選択肢①の場合、LEDに直接被せることから高さという面では足らないため、←のような種類のものを使うのも手です(どうやって固定するかという問題はありますが…接着剤?)

筆者の手元には豆電球に被せる用途のキャップがありましたので、これを代わりに参考として挙げておきます。
 ※1番目のキャップは透明ですが、残り(消灯-点灯)は赤の色付きです。写真が揃っていなくてすみません。
DSC_0358DSC_0363DSC_0364
 ※「じゃあLEDの回路に豆電球を付ければ…」と考える方もいるかと思いますが、出来ませんでしたので止めておきましょう。
選択肢②
LED拡散キャップ
2810280
選択肢①
瞬間接着剤
0
0
0LEDを固定させるのに、脚の部分だけ通る小さな穴を目打ちで開けて、あとは瞬間接着剤で止めてしまう…というのでも実は充分な気はします。
 ※接着剤は「2.消耗品」の項目で挙げているため、左の表では加算していません。

「それじゃあ不安だなぁ…」という場合、「ブラケット」と呼ばれる道具を使って固定します。

選択肢②のようなものを使ってパチンとはめ込むのがスタンダードだと思われますが、この場合↑に挙げた拡散キャップは大きさ的に使えないと思われます。

選択肢③はLED下方のつばを容器の内側に引っかけ、ブラケットを上から被せて挟み込むことで固定します。

ただ、②③どちらもピッタリの大きさの穴を開けないといけない、という点で少し難しいかもしれません。

であれば、本来の用途とは異なり(拡散キャップを付けるのに光を集めるものを使うのは矛盾し)ますが、「運ぶ際に鞄の中でぶつかり合って折れたりしないように」といった効果もプラスで狙って選択肢④という手もあるかな…と。
こちらはLEDの足の分だけの穴を開け、上から強力両面テープか接着剤で止めることになりますが、穴の大きさを調整して、ケースの上下から(銀色のリフレクタ部分と、白いゴムのLEDを載せる部分を)挟み込んで固定するという手も考えられます。

2018/12/21追記:
リフレクタは見栄えや堅牢性はいいのですが、真横からだとやはり「付いたか、付いていないか」が解りにくいという欠点があります。また、溝が付いているかどうか等でも多少の違いがあるようです。

2019/01/07追記:
当初リンクしていたリフレクタは高さが高いため「横から見えない」というデメリットが目立ったことから差し替えました。とはいえ、オープン大会で壇上に早押し機を並べる…といった使い方の場合に見え辛いことには変わりないので、横からの視認性が必要な場合は接着剤で直付け、または薄型ブラケットにしておいた方が無難と思われます。
選択肢②
(10)LED薄型ブラケット(5mm用)
100
1
100
選択肢③
(10)LED薄型ブラケット(5mm用)
100
1
100
選択肢④
(10)LEDリフレクタ(5mm用)
450
1
450
合計

2950  ※「拡散キャップ…①」「ブラケット…①(無し)」で計算しています。